お役立ちコラム

看板、光らせる?光らせない? プロが教える電飾・非電飾の賢い選び方

  • ノウハウ

お店や会社の看板を計画するとき、デザインやサイズと並んで、多くのオーナーさまが頭を悩ませる問題。
それが、「看板を光らせるか、光らせないか」という選択です。

この選択は、見た目の好みだけでなく、初期費用やランニングコスト、そして何よりお店の集客戦略やブランドイメージに直結する、非常に重要な経営判断だと言えるでしょう。

この記事では、「電飾看板」と「非電飾看板」、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較。
自社のビジネスに最適なのはどちらなのか、具体的なチェックポイントとともに解説します。

「電飾看板」のメリット・デメリット

夜の街で煌々と光り、存在感を放つ電飾看板。
その最大の魅力は、何と言っても夜間の視認性の高さです。

メリット

夜間の圧倒的な視認性

暗い場所でもお店の存在を遠くまで知らせることができるため、 夜間に営業するお店にとっては、お客さまを呼び込む生命線となります。
自ら発光する看板は、数百メートル先からでも認識可能です。
車を運転しているドライバーや、遠くを歩く歩行者に対しても「あそこに店がある」と瞬時に知らせる、いわば「灯台」のような役割を果たします。

高い訴求力と差別化

光る看板は、日中でも人々の目を引きつけます。
特に、看板が密集する繁華街では、競合との差別化を図る上で非常に有効です。
人間の脳は、周囲の環境との間に「コントラスト(対比)」が強いものを優先的に認識する特性があります。
看板が密集する繁華街や商業ビルにおいて、光のない看板は背景に埋もれがちですが、自ら光を放つ看板は周囲との間に強いコントラストを生み出し、通行人の視線を無意識のうちに集める効果があるのです。

ブランドイメージの演出

光の色や明るさを工夫することで、活気ある雰囲気から高級で落ち着いた雰囲気まで、様々なブランドイメージを演出できます。
例えば、文字そのものが内側から明るく光るタイプ(正面発光)は、輪郭がはっきりして読みやすく、ポップでエネルギッシュな印象を与えます。
一方、文字の背面から壁に光が当たる方式(後面発光)は、文字のシルエットが柔らかく浮かび上がり、上品かつモダンな「大人の雰囲気」を醸し出すことができるでしょう。

看板、光らせる?光らせない? プロが教える電飾・非電飾の賢い選び方|看板ワークス

デメリット

初期費用が高い

電飾看板はLEDや電源装置を内蔵するため、非電飾看板に比べて製作費・工事費が高くなる傾向にあります。
これは、看板本体の材料費に加え、電気部品の費用や、それらを安全に組み込むための専門的な作業工程が増えるためです。
また、設置場所によっては専用の電気配線工事が別途必要になるケースもあり、これもコストが上乗せされる一因となります。

ランニングコストがかかる

毎月の電気代に加え、長期間使用する中では、内部のLEDや電源の交換といったメンテナンス費用が発生します。
LEDは蛍光灯に比べて長寿命ですが、永久に使えるわけではありません。
一般的に、LEDの寿命は数年から十数年が目安と言われており、交換の際には部品代と作業費が別途発生します。
看板を維持していく上での長期的な修繕計画として、あらかじめ考慮に入れておくべき費用と言えるでしょう。

「非電飾看板」のメリット・デメリット

オーソドックスな光らないタイプの看板です。
その魅力は、何と言ってもシンプルさコストパフォーマンスの高さにあります。

メリット

初期費用が安い

電気系統の部材や電気配線工事等が不要なため、電飾看板に比べて初期費用を大幅に抑えることができます。
看板製作におけるコストの大部分は、この電気関連の費用と作業費が占めるため、その有無は最終的な金額に大きく影響します。
特に、開業時の予算を少しでも抑えたいという場合には、非常に大きなメリットとなるでしょう。

ランニングコストがほぼゼロ

毎月の電気代がかからないのはもちろん、内部構造がシンプルなため、電気系統の故障といった予期せぬトラブルのリスクが極めて低い点も大きな強みです。
経年による色褪せや汚れに対する定期的な清掃は必要ですが、電飾看板のような数年単位での大掛かりな部品交換等は発生しません。
そのため、長期的な維持管理の計画が立てやすく、メンテナンス費用も最小限で済みます。

素材感やデザインの自由度が高い

光を透過させる必要がないため、看板の素材選びに制約がほとんどありません。
例えば、温かみのある木材、シャープでモダンな金属(ステンレスや真鍮)、高級感のある石材など、お店や会社が伝えたいブランドイメージに合わせて、素材そのものの質感や風合いを最大限に活かしたデザインが可能です。
光に頼らない、素材本来の力で世界観を表現したい場合には、非電飾看板が最も適した選択肢となります。

看板、光らせる?光らせない? プロが教える電飾・非電飾の賢い選び方|看板ワークス

デメリット

夜間は視認しづらい

周囲に十分な明るさの街灯などがなければ、夜間は看板の存在がほとんど分からなくなってしまいます。
特に、夜間に営業している店舗にとって、これは致命的な機会損失に繋がりかねません。
なぜなら、たとえお店が開いていても、道行く人はその存在に気づかずに素通りしてしまう可能性が高いからです。
一方で、昼間のみ営業のビジネスであっても、夜間に看板が見えることには意味があります。
帰宅途中の地域住民の方々が「ここに、こんなお店があるんだ」と存在を認知する、絶好の機会となっているケースも少なくないのです。

天候に左右されやすい

非電飾看板の視認性は太陽光に大きく依存するため、天候の影響を直接的に受けます。
例えば、梅雨の時期の長雨や、冬場の早い日没、あるいは台風が近づいている日のように、日中でも周囲が薄暗い状況では、電飾看板に比べて格段に視認性が低下してしまうのです。
お客さまが「あのお店に行こう」と思って探している場合でも、悪天候の中で看板がすぐに見つけられないと、余計なストレスを与えてしまったり、お店にたどり着くまでに時間がかかってしまったりすることも考えられます。

光らせる?光らせない? 3つのチェックポイント

では、「電飾看板」と「非電飾看板」、実際にどちらを選べばいいのでしょうか。
以下の3つの視点で、ご自身のビジネスをチェックしてみてください。

看板、光らせる?光らせない? プロが教える電飾・非電飾の賢い選び方|看板ワークス

チェック1:お店の「営業時間」と「立地」

夜間営業がメインですか?
→ YESなら、電飾看板は強力な武器になります。バーや居酒屋、夜間診療のクリニックなどは、電飾看板の恩恵を最も受けられます。

お店の前は、夜間に人通りがありますか?
→ YESなら、電飾看板で夜間の通行客にアピールする価値は十分にあります。逆に、昼間のみの営業で、夜は人通りが絶える場所なら、非電飾でも問題ないかもしれません。

チェック2:伝えたい「ブランドイメージ」

活気や先進性、高級感を伝えたいですか?
→ YESなら、光の演出が得意な電飾看板が適しています。

ナチュラルさ、オーガニック、素朴な温かみを伝えたいですか?
→ YESなら、木や鉄などの素材感を活かせる非電飾看板の方が、世界観を表現しやすい場合があります。

チェック3:重視するのは「初期費用」か「長期的な効果」か

とにかく初期費用を抑えたいですか?
→ YESなら、非電飾看板が第一候補です。

長期的な集客効果やブランド価値向上を狙いたいですか?
→ YESなら、初期投資をしても電飾看板を選ぶ価値は十分にあります。

【第3の選択肢】「外照式看板」という賢い一手

「夜間の視認性は確保したいが、内照式の電飾看板は初期費用がかかる…」
そんなオーナーさまにぜひ検討していただきたいのが「外照式看板」です。
これは、非電飾看板の上や下からスポットライトで照らす方法です。

メリット

看板を外部から照らす方式のため、内照式よりもコストを抑えつつ、光によって生まれる陰影が上品で落ち着いた雰囲気を演出します。
また、今ある非電飾看板を活かし、後からスポットライトだけを追加することも可能なため、「最も手軽に始められる夜間対策」と言えるかもしれません。

看板、光らせる?光らせない? プロが教える電飾・非電飾の賢い選び方|看板ワークス

【まとめ】最適な選択は、ビジネスの未来を照らす光

「電飾」か、「非電飾」か。
この選択に、絶対の正解はありません。
大切なのは、自社のビジネスの目的や戦略に、どちらがより合っているかを見極めることです。

無理に背伸びした投資をする必要も、逆にコストを気にしてチャンスを逃す必要もありません。

もし、この選択に迷ったら、ぜひ一度私たちにご相談ください。
お客さまのビジネスの状況を丁寧にヒアリングし、長期的な視点から最も費用対効果の高い、最適な「光」の選び方をご提案いたします。

まずはお気軽にご相談ください!

簡単な情報を入力するだけ!
担当者から折り返しご連絡します。

なんでも無料相談