お役立ちコラム
店舗や会社の「顔」は、どう決める?看板の種類と選び方ガイド
- ガイド
看板は、自分たちのお店や会社の存在を知らせるだけでなく、企業ブランドのイメージを伝え、顧客や来訪者を引きつける「無言のセールスマン」です。
しかし、いざ看板を作ろうと思っても、「どんな種類があるの?」「自社にはどれが合っているのかわからない」と悩んでしまう担当者さまも多いのではないでしょうか。
この記事では、代表的な看板の種類とその特徴を分かりやすく解説し、店舗やオフィスに最適な看板を選ぶためのヒントをご紹介します。
目次
まずは知っておきたい!代表的な看板の種類と特徴
看板には様々な種類があり、それぞれに得意な役割があります。
ここでは、街でよく見かける代表的な看板を6つご紹介します。
壁面看板(ファサードサイン)

ビルや店舗の壁面に直接取り付ける、最もオーソドックスな看板です。
建物全体の「顔」とも言える存在であり、社名や店舗名、ロゴを大きく表示することで、お店や企業の存在感をダイレクトに伝えることができます。
特徴・メリット
- 設置面積が広く、デザインの自由度が高い。
- 店舗や企業のブランドイメージ・世界観を表現しやすい。
- 通行人の正面から視認できるため、認知されやすい。
こんな店舗やオフィスにおすすめ
- 路面に面した店舗やオフィスビル(飲食店、小売店、クリニック、士業事務所など)
- 企業の信頼性やブランドイメージをしっかりと伝えたい本社屋や工場
突き出し看板(袖看板)

建物の壁から垂直に突き出すように設置された看板です。
道を歩いている人や、車に乗っている人からも見つけやすいのが特徴です。
特徴・メリット
- 遠くからでも視認性が高く、所在を知らせるのに効果的。
- 複数のテナントが入るビルでも、自社の場所を明確に示せる。
- 歩行者の目線の高さに設置すれば、自然と視界に入る。
こんな店舗やオフィスにおすすめ
- 交通量の多い通りに面した店舗・オフィス
- 雑居ビル内のテナント(オフィス、クリニック、サロンなど)
電飾看板(内照式・外照式)

夜間でも存在感をアピールできる、光る看板です。
看板の内部に光源を設置する「内照式」と、外部からライトアップする「外照式」があります。
特徴・メリット
- 夜間の視認性に優れており、24時間ビジネスをアピールできる。
- 周囲と差別化し、通行人の目を引くことができる。
- 上品なライトアップで、高級感や先進的なイメージを演出できる。
こんな店舗やオフィスにおすすめ
- 夜間に営業する飲食店やサービス業
- 夜間も人通りの多い繁華街やオフィス街にある企業
- 夜景の中で企業の存在感を示したい本社ビルや工場
スタンド看板(A型看板・置き看板)

エントランスや歩道に設置する、自立式の看板です。
手軽に設置・移動ができるため、柔軟な情報発信が可能です。
特徴・メリット
- イベント告知やキャンペーンなど、タイムリーな情報を発信しやすい。
- 来訪者の目線に近く、スムーズな誘導や入店のきっかけ作りに役立つ。
- 比較的安価で、手軽に導入できる。
こんな店舗やオフィスにおすすめ
- 店舗:ランチメニューやセール情報の告知
- オフィス:会社説明会やイベントの案内、来客時のウェルカムボード
- クリニック:診療時間や担当医の案内
ウィンドウサイン

窓ガラスやドアに、カッティングシートなどを貼って作るサインです。
開放感を保ちつつ、必要な情報をスタイリッシュに表示できます。
特徴・メリット
- 空間の雰囲気を損なわずに、効果的に情報を伝えられる。
- 企業のロゴや営業時間を表示したり、プライバシー保護の目隠しとしても活用できる。
- 他の種類の看板と比べてコストを抑えやすい。
こんな店舗やオフィスにおすすめ
- 店舗:カフェ、美容室など、店内の雰囲気を伝えたい場所
- オフィス:エントランスの社名表示、会議室のガラスパーテーション
野立て看板(建植看板)
敷地内や、少し離れた道路沿いなどに独立して設置される大型の看板です。
主に、場所の案内・誘導や、広範囲への認知度向上の役割を担います。
特徴・メリット
- ドライバーへの訴求力が高く、広範囲にビジネスの存在を知らせることができる。
- 目的地への道案内として、来訪者をスムーズに誘導できる。
こんな店舗やオフィスにおすすめ
- 幹線道路から少し入った場所にある店舗、工場、倉庫
- 広い駐車場を持つ郊外型の施設や、自社への誘導が必要な企業
3つのステップで考える最適な看板の選び方
たくさんの種類の中から、自社にぴったりの看板を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。
以下の3つのステップで考えてみましょう。
【ステップ1】
看板を設置する「目的」を明確にする
まず、「誰に」「何を」伝えるために看板を設置するのかを考えます。
- 認知度向上: 店舗・会社の存在や場所を広く知ってほしい
→突き出し看板、野立て看板 - ブランディング: 企業の信頼性やブランドイメージを高めたい
→壁面看板、ウィンドウサイン - 誘導・情報提供: 来訪者をスムーズに案内したい、特定の情報を伝えたい
→スタンド看板、野立て看板
【ステップ2】
設置場所の「環境・立地」を再確認する
ビジネスを展開する場所の環境によって、効果的な看板は変わります。
- オフィス街・繁華街
→歩行者や近隣ビルからの視認性を意識した突き出し看板や、夜間に映える電飾看板 - 郊外の幹線道路沿い
→車からでも瞬時に認識できる大きな壁面看板や野立て看板 - ビルの高層階
→階下からでも見つけやすい突き出し看板や、1階エントランスへの案内板(スタンド看板など)
【ステップ3】
デザインと「予算」のバランスを考える
理想の看板を思い描くと同時に、現実的な予算も考慮する必要があります。
看板は一度作れば長く使う、店舗や企業の大切な「資産」。
そのため、初期費用だけでなく、電気代やメンテナンスといったランニングコストも視野に入れて計画を立てることが大切です。
また、屋外広告物条例など、設置場所によっては法的な規制があるため、専門家への確認も欠かせません。
【まとめ】最適な看板選びで、ビジネスを成功に導く
看板選びは、ビジネスの顔づくりにおける非常に重要なプロセスです。
どの看板を選ぶかによって、集客効果や企業の印象は大きく変わるといえるでしょう。
もし、「どの看板がいいか決めきれない」「デザインのイメージが湧かない」「法規のことが心配」といったお悩みがあれば、私たち看板ワークスにぜひご相談ください。
貴社のビジネスの目的や立地、ご予算を丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。
デザインのご提案から製作・施工、そして設置後のメンテナンスまで、ワンストップで対応可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。