お役立ちコラム
看板の「困った!」を解決! よくあるトラブルQ&A
- ガイド
ある日突然、お店の看板の電気がつかなくなったり、文字が剥がれかけているのに気が付いたり…。
毎日見ているはずの看板に予期せぬトラブルが発生し、「どうしよう!」と慌ててしまった経験はありませんか?
看板のトラブルは見た目の印象が悪くなるだけでなく、放置すると漏電や落下といった大きな事故につながる可能性も秘めています。
「これくらい大丈夫だろう」という自己判断が、思わぬ事態を招くこともあるのです。
今回は、看板で起こりがちなよくあるトラブルとその対処法をQ&A形式で分かりやすく解説します。
いざという時のために、正しい知識を身につけておきましょう。

目次
よくある看板トラブルQ&A
Q1. 電飾看板の電気がつかなかったり、チカチカしたりするのですが…。
A. 電飾看板の不点灯や点滅は、最も起こりやすいトラブルの1つです。
主に、以下の4つの原因が考えられます。
1、光源の寿命
内部の蛍光灯やLEDモジュールが寿命を迎えている状態です。
特に蛍光灯は、1日8時間使用した場合、約2年~4年で寿命を迎えると言われています。
2、安定器・電源の故障
光源を制御する安定器(インバーター)や、LED用の電源ユニットが故障しているケースです。
3、配線の問題
長年の使用による劣化や振動で、内部の配線が断線・接触不良を起こしている可能性があります。
4、ブレーカーの問題
看板とは別の場所で、看板専用のブレーカーが落ちていることも考えられます。
まずはご自身で店舗の分電盤をご確認いただき、看板に繋がるブレーカーが「切」になっていないかチェックしてみてください。
もし「入」にしてもすぐに落ちてしまう場合は、漏電の可能性があります。
すぐに操作をやめ、専門業者に問い合わせましょう。
光源の交換や内部の診断は、感電のリスクを伴う専門的な作業です。
特に、雨天時は漏電の危険性がさらに高まるため、原因の特定と安全な修理は専門業者に依頼することをおすすめします。
Q2. 看板がひどく汚れています。自分で掃除をしてもいいですか?
A. 清潔な看板はお店の信頼感を高めるため、できる範囲で定期的な清掃を心がけましょう。
しかし、掃除の方法には注意が必要です。
汚れの主な原因は、雨水による水垢や道路からの排気ガス、そして鳥のフンなどさまざまです。
これらが混ざり合い、時間と共に頑固な汚れとして固着しているケースが少なくありません。
手の届く低い位置にある看板であれば、水で固く絞った柔らかい布で優しく拭くのが基本です。
洗剤を使う場合は、中性洗剤を薄めて使用するとよいでしょう。
この際、シンナーやアルコール、研磨剤入りのクリーナー、硬いタワシ等は使用しないことが、大切な看板を傷めないためのポイントです。
看板が高所にある場合や、ご自身での清掃で落ちない頑固な汚れは、無理せず専門業者に相談するのが賢明です。
徹底した安全対策はもちろん、看板の素材に合った専用の洗剤や機材を使用して丁寧に清掃してもらうことができます。

Q3. 看板の中から雨漏りのような跡が…。大丈夫でしょうか?
A. その症状は、看板内部でトラブルが進行している危険なサインかもしれません。
考えられる原因は、看板のつなぎ目を埋めているコーキングの経年劣化や、表面のアクリルパネルのひび割れなどです。
これらの隙間から、内部に雨水が浸入している可能性があります。
浸入した雨水が原因の場合、内部の電気系統(配線や安定器)を腐食させ、漏電や火災の原因になることも。
また、鉄骨フレームが内部から錆びていき、看板全体の強度が低下することで、最悪の場合、看板が崩落する危険性もあります。
内部の状態は、外から見ただけでは正確に判断できません。
重大な事故に繋がる前に、できるだけ速やかに専門業者による診断を受けるのがよいでしょう。
Q4. カッティングシートの文字やロゴが、剥がれたりひび割れたりしています。
A. 看板の「顔」とも言える文字やロゴの劣化は、お店全体の印象を大きく左右します。
カッティングシートの耐用年数は、素材や設置環境にもよりますが、一般的に5年〜7年程度と言われています。
長年の紫外線や雨風にさらされることで、シート自体の粘着力が弱まったり、表面が硬化してひび割れてきたりするのが一般的です。
完全に剥がれ落ちる前に、一時的に透明なテープなどで補強することも可能ですが、これはあくまで応急処置です。
見た目も悪く、根本的な解決にはなりません。
シートの部分的な補修は、既存のシートとの色味の違いが目立ってしまうことがほとんどです。
仕上がりの美しさを重視する場合や、自分たちで対応するのが難しいと感じる場合は、プロに依頼しましょう。
専門業者であれば、現状の看板の状態を診断し、部分的な補修で済むのか、あるいは全てのシートを一度きれいに剥がして新しく貼り直した方が長期的には良いのかを的確に判断することが可能です。
また、専門技術が必要とされる古いシートの糊をきれいに剥がす作業も、看板本体にダメージを与えることなく対応してもらうことができます。
Q5. 台風のあと、看板から異音がします。
A. 看板のどこかが緩んでいる、あるいは破損している可能性があります。
考えられる原因として、以下のようなものが挙げられます。
パネルの浮き・ズレ
強風にあおられて、表面のアクリルパネルやアルミ複合板が固定箇所から浮いてしまい、風でガタガタと音を立てている。
ボルト・ビスの緩み
看板本体を建物に固定しているボルトやビスが緩んでしまっている。
内部構造の破損
見えない内部の骨組み(フレーム)が破損し、強度が低下している。
ご自身で脚立などに登って状態を確認しようとすることは、転落や感電のリスクがあり、非常に危険です。
決して無理をせず、まずは専門業者に連絡して状況を伝えるようにしましょう。
【まとめ】看板の“かかりつけ医”を見つけて、安心経営を

看板のトラブルは、人間と同じで早期発見・早期治療が何よりも大切です。
そのためには日頃から注意を怠らないこと、そして、いざという時に気軽に相談できる“かかりつけ医”のような存在を見つけておくことが重要です。
「これって、自分たちで直せるのかな?」
「ちょっとしたことだけど、一度プロに見てほしい」
そんな時は、私たち看板のプロに遠慮なくご相談ください。
お客さまの大切な看板を少しでも長く安全に使い続けられるよう、適切なアドバイスとサポートをさせていただきます。